渋谷金魚ネタバレ7巻｜自衛官の壬生と出会った月夜田に手足が生えた金魚が襲いかかる！！

警察官の西大寺と烏丸は、捜査のことで知恵を借りに吉井の家に来ていました。

大きな家にに住んでいる吉井のリビングには、部屋の一面を埋め尽す巨大な水槽が！

その中には、色とりどりの金魚たちが優雅に泳いでいました。

金魚を眺める西大寺に、吉井は「金魚は美しいだけではなく、人の心を喰うのだ」と言います。

そして、江戸時代の頃に描いたのではないかと思われる本を西大寺に貸しました。

西大寺と烏丸が帰った後、水槽に潜り金魚たちと戯れる吉井。

その手首からは、血が出ているのでした・・・。

これは『渋谷金魚』のアザーサイト。
3月3日の悲劇が起こる前の物語です。

お金持ちで知識人といった風貌の吉井は、なんの仕事をしている人なのでしょうか？

もしかしたら、4巻のアザーサイトで部長の元に来た『医者』なのかもしれません。

そして、最後のシーンでは、水槽に入り金魚に血を与えているように思えるのですが・・・。

吉井は、人喰い金魚の研究をしていた一人なのかもしれません。 

渋谷金魚【7巻】ネタバレあらすじ

渋谷金魚ネタバレ25話 

口から手を生やした金魚に襲われた月夜田！

驚きのあまり動けずにいると、西大寺が助けに来てくれました！

でも、あっという間に2匹の金魚に挟まれてしまいます。

壬生が入って来て銃を連射しますが、金魚たちは回復力が強くなかなか死にません！！

壬生は月夜田たちに避けるよう声を掛けると、手榴弾投げつけます！

それでようやく金魚たちを殺すことができました。

壬生の動きは洗練されたプロの身のこなしで、優秀な自衛官のように思えます。

隠れ家には、まだ十数人が生き残っていましたが、アリサたちの姿はありません。

血まみれになってしまった隠れ家を出て、『カラオケ堂』に来た月夜田たち。

無事に全員が移動でき、それぞれが好きな個室に入ります。

月夜田は情報を共有するため、壬生と西大寺と一緒の部屋に入りました。

壬生は『渋谷と金魚の調査』を目的として編成を組んで、渋谷に入って来た自衛官の一人でした。

5機の輸送ヘリで来ましたが、金魚に襲われ、壬生の部隊は宇田川町に不時着しました。

壬生の話では3月10日以来、宇田川町は以前にもまして狂っていっているようです！

昼間の金魚は日に日に数を増し、夜は寝静まっていたはずの金魚も異常行動を取るようになりました。

そして、手や足が生えた金魚『手足』が発生しました！

『手足』に会うと、なぜか一定の確率で、金魚が吹き出して死ぬ人が現れるのだと壬生は言います！

渋谷金魚ネタバレ26話 

『カラオケ堂』に逃げてきた人たちの中にも、金魚が吹き出す人たちが出てきました！

全ての階が金魚だらけになり、外には『手足』が現れ、逃げ場はありません！！

逃げ場を失う月夜田でしたが、ギリギリのところで、金魚たちは自然に死んでいくのでした・・・。

生き残ったのは15人。
誰もなぜ金魚が吹き出すのか、分かる人はいません。

そんな中、壬生の持っている無線機に薫からの呼びかけが入ります！

月夜田は慌てて答えますが、無線機の使い方を分かっていない薫には、話しかけることは出来ません！

薫たちの会話の中で「学校に向かう」という声を聞いた月夜田は、『宇田川北小学校』に向かうことにしました。

壬生の話では、宇田川北小学校には『輸送ヘリ』と『10式(ひとまるしき)戦車』があるそうです！

宇田川町を脱出するため、一同は街の反対側にある宇田川北小学校、通称『北小』に向かうことにしました！！

渋谷金魚ネタバレ27話 

脱出までの間、一人になった月夜田に話しかけてきた小学生の女の子がいました。

彼女は『観月楓香』と名乗ります。

楓香はアリサのファンで、アリサがいつも手首にしているシュシュは、楓香がプレゼントしたものでした！

これまでアリサと一緒に過ごしていた月夜田にライバル心を抱く楓香。

人喰い金魚が溢れる渋谷で生き残ってきた楓香は、すっかり人を信じられなくなっていました。

『カラオケ堂』を出る時間がやってきました。

道端でヒソヒソと話をしている金魚たちは、触れなければ襲ってくることはありません。

キッチンにあった生ごみで匂いを消して、『手足』に見つからないように進みます！

1/5ほど順調に進んだ月夜田たちでしたが、雨が降ってきて生ごみの匂いが流されてしまいました！

それでも冷静に屋根伝いを逃げようとしますが、1匹の『手足』に見つかってしまいます！！

それをきっかけに、ヒソヒソ話をしている金魚たちが目覚めました！

目を覚ましたヒソヒソ話をしている金魚たちは、実は全て『手足』でした！！

『手足』に囲まれ逃げ惑う人たちは、次々と金魚に喰われていきます！！

なんとかならないかと打開策を考える月夜田でしたが、壬生はこの状況をゲームのように楽しんでいました！

壬生が車を撃って爆発させると、温度差に弱い金魚たちは次々と死んでいきます！

渋谷金魚ネタバレ28話 

3月1日、吉井から「3月3日に渋谷に来い」と電話をもらった西大寺は、烏丸を連れて吉井の家を訪れていました。

吉井の家のチャイムを鳴らしても誰も出てきません。

玄関が開いていたので入ってみると、大きな金魚が死んでいます。

奥に気配を感じた西大寺と烏丸は、さらに中に入っていきます。

すると、大水槽の中の金魚は全て外に出て、死んでしまっていました。

テンションが上がった壬生は、次々と金魚を撃ち殺しながら進みます！

月夜田たちは、それに付いて行くしかありません！！
走るのが遅い人から喰われていきます！

途中のカラオケボックスに一時避難した壬生たち。

西大寺がゲーム感覚で楽しんでいる壬生を責めますが、壬生には反省する気持ちはありません。

怪我をして走れなくなった人たちは、ここに残ることを希望しました。

月夜田は希望する人たちで北小を目指し、またここに戻ってくることを提案します。

難を示す壬生でしたが、月夜田により難易度の高いゲームの方がいいだろうと挑発され、その案にのることにしました！

一方、北小では、アリサたちが金魚との攻防を繰り広げていました！！