姉が男主人公を拾ってきた ネタバレ35話(ピッコマ漫画)エイミーにヤキモチ?ロッテのリノクに対する忠誠心は最早ファン!?

リノクの部下、執事長のヘトロッテは、小説にも出てくる人物でした。

愛称のロッテと聞いてエイミーは思い出します。

リノクが大公になって初めての部下でしたが、小説を読んだ時のエイミーの感じた感想は部下というよりリノクのファン…。

格が違うと行ってセレナとのことを反対した人です。

その矛先はエイミーにも向かいそうな予感…。

姉が男主人公を拾ってきた35話のネタバレ込みあらすじ

執事長はヘトロッテ・ディロンと名乗りました。

エイミーはヘトロッテとヘレンが何となく似ている気がしたので2人の関係を訊ねると、姉弟だと言います。

そんなに似ているかと訊かれたので、エイミーは素直にそうですねと答えました。

ロッテはリノクのファン!?

ヘトロッテは挨拶が遅れたことを謝罪してきました。

恐縮したエイミーがヘトロッテさん頭を上げてくださいと言うと、ヘトロッテは名前の発音が難しいからロッテと呼んでくださいと笑顔を見せます。

そのとき、エイミーは小説に出てきた人だということを思い出しました。

ロッテはリノクの忠実な補佐官で、セレナとの関係を反対した人物です。

小説の中ではセレナに対していじめ役という立ち位置でしたが、憎たらしいキャラではなくリノクに忠誠を誓い、憧憬の思いが強すぎるファンのような存在。

そんなことを考えていると、ヘレンが来て早々邸宅の真の姿を見られましたねと声をかけてきました。

珍しいことで、縁があるようだとにこやかな顔を向けます。

逃げられないと言われているな気がするエイミー…。

ロッテの複雑な気持ち

その夜、執務室でロッテとベイカーから報告を受けるリノク。

ベイカーから、エイミーが瞬間移動の魔法を使ったことを聞いたリノクは、そうかとだけ答えました。

大公邸はベイカーの統制下に置かれているため、エイミーの魔法が発動することはないのです。

ベイカーは私より強い魔法使いでない限り不可能だと言いました。

リノクはロッテに皇室の動向を訊ねます。

ロッテは、皇太子が皇室を離れて境域の山で何を探していると報告しました。

リノクは警戒しながら調査を進めるよう指示します。

新種の毒や魔法で攻撃してくるかもしれないので、特に注意をするようにするとロッテが答えました。

リノクは何かを考えているようにトントンと指で机を叩き…。

外の警備は強化するけれど、邸宅内の封印石のレベルを下げておくよう命じました。

二人共驚きますが、特にロッテは邸宅の警備が弱くなると異議を唱えようとします。

リノクは聞く耳を持たないと言った風に、もう出て行けと告げました。

まだ反対しようとするロッテを宥めながら、ベイカーは外の警備を強めますと言って部屋を後にします。

ロッテを連れて…。

執務室を出ると、ベイカーはロッテを叱りつけました。

閣下がああ言ったのはお嬢様の安全を思ってのことだと。

それをわかっていながらあんな言い方をしたら気分を害するだろうと説教するベイカー。

ロッテは、だから気に入らないとボソッと呟きます。

聞こえなかったベイカーが聞き返すと、何でもないと作り笑いで返すロッテ…。

不思議な鏡と特別な部屋

数日が経ちますが、エイミーはまだ瞬間移動が発動しないことにショックを受けていました。

ロザリンがお茶を持ってきたと声をかけたので、慌てて水晶のネックレスを隠します。

ロザリンが、部屋の使い心地を訊いてきました。

リノクが17歳まで使っていた応接間だと言います。

その割には家具が少ないと思うエイミー。

でも、そこで鏡が置いてあることに違和感を感じます。

普通はクローゼットの近くに置くものなのに…と思って鏡に近づきました。

触れようと手を伸ばすと指先に痛みを感じ…。

不思議なことに風が吹いているような気もしてきます。

その瞬間、エイミーは緑に囲まれた空間に居ました。

どうなっているのかと辺りをキョロキョロ見回していると、「あの…」と誰かの声が聞こえてきます。

聞いたことのあるような声でした。

ところが次の瞬間、元居た応接室に!

ロザリンがぼーっとしていたけれど具合でも悪いのですかと訊いてきます。

エイミーはずっとそこに居たよう…。

エイミーはこの鏡は元からここにあったのかと訊ねました。

元からあったと言うロザリン。

エイミーが退屈しているだろうと思ったロザリンが、邸宅の中を見学しないかと誘ってきました。

ロッテから許可は取ったと言います。

それに案内しろと言われた部屋があると。

エイミーは今行ってみたいと言いました。

どんな部屋かとエイミーが訊くと、そこは限られた人しか入れない特別な部屋だと笑うロザリン…。