鬼獄の夜 ネタバレ37巻109話～111話【漫画】苦悩に揺れる鷹介は柴から裏切りを咎められる

漫画「鬼獄の夜」は加藤キャシー先生の作品でマンガMeeで配信されています。

今回は「鬼獄の夜」37巻109話~111話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと読んだ感想をご紹介します！

≫≫前話「鬼獄の夜」36巻106話~108話はこちら

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鷹介は晴馬や美空たちに対する罪悪感を抱えていました。

 

鷹介は柴と共に贄鳥塚に向かいましたが、彼から不審な行動をしていたことを咎められます。

一方美空達は支配の解かれた鬼に追いかけられました。

 

斜面に転がり落ちた美空は恭平に助けられ、今までの想いをぶつけられます。

二人の関係がどうなっていくのか、今後の展開を見逃せません。

鬼獄の夜37巻109話~111話のネタバレ込みあらすじ

109話　裏切りの対価

鷹介と柴は贄鳥塚に逃げることになり、柴を待っている間鷹介は後ろにたたずんでいる晴馬に思い出話を語りながら柴から逃げられないと心情を吐き出します。
自分は一度死んだ身でありエリカの血がなければ生きられないと事情を語りながら美空を見殺しにしたことに対して後悔を抱いてました。

 

鷹介は生き返ったときにエリカから柴家から逃げて数日の命を全うするか血をもらって柴に従うかと選択を迫られ、牡丹がおかしくなったのを見たため柴に従う道を選んだと振り返ります。
どうして平和だったころに戻れないのだろうと苦悩する鷹介は美空を助けないことを晴馬に詫びました。

 

鷹介が車に細工をしていると別の車でやってきた柴が現れて早く乗るよう促されます。
鬼の顎門を目指し鷹介は運転をしてましたが、柴が突然運転席の窓を開いた上に自分を固定していたシートベルトを外しました。

 

柴は鷹介が不審な動きをしていたのを目撃しており、自分を裏切るつもりなのかと鷹介の頭部を外に押し出して制裁します。
鷹介は命の危機から必死にやめるよう説得しましたが、その願いは叶わず木に衝突しました。

 

ちょうどそのころ、檻の中にいた牡丹は嫌な予感がすると空を見上げます。

110話　ご褒美ちょーだい

一方美空達は鬼に追いかけられていました。
自分を襲わないはずなのにと恭平は戸惑いますが、血の効力が薄れてしまったかもしれないと良太郎は判断します。

 

信者たちを逃がすために美空達は囮となっていましたが、遠くから車のライトが点滅していることに気づきました。
柴が贄鳥塚に向かっていると気づいた美空は良太郎に車のカギをまだ持っているだろうかと尋ねます。

 

美空は追いかけるつもりで急いでましたが、視界が暗かったため斜面に足を踏み入れてしまいました。
そのまま落ちてしまった美空は焦りましたが、恭平に抱きしめられて事なきを得ます。

 

鬼の気配が遠ざかったことや騒いでないことから良太郎も逃げられたのだろうと美空は安堵して恭平に礼を言いました。
恭平の反応は予想外のものであり、美空は彼から首元にキスをされます。

 

何をやっているのかと驚いている美空は二度も命をかけて助けた褒美にと恭平からねだられました。
恭平はただの幼馴染なのに死にかけたことを持ち出されたら断れないと美空は戸惑います。

111話　貴女にふさわしいのは

良太郎は二人と別れる前に恭平が美空を助けに落ちるところを目撃しました。
その後、恭平から復縁を迫られる美空を見て今の彼女にふさわしいのは彼なのではと動揺します。

 

美空は恭平に対してずっとそばにいたことや幼馴染として好きかもしれないが恋愛感情ではないと謝りました。
良太郎が好きと言う美空に恭平は反発します。

 

良太郎は自分を一番に思っており、反対に美空は良太郎を一番に想っておらず様々な人に対して想いを抱えていました。
そんな状況でも良太郎は美空の理解者であり、すべてが終わったら彼を一番に想いたいと美空は恭平に自分の考えと今まで自分を想ってくれた礼を伝えます。

 

話をしんみりと終わらせようとした美空でしたがそれでも恭平は反発を続けました。
彼女の話を聞いた良太郎は二人の前に姿を現して美空を満足させるから安心するよう恭平に牽制をします。

 

恭平のような強さは自分にはないがそれでも美空が自分を想ってくれるなら良太郎は大切にしようと強く思いました。
恭平と美空が言い争う中、良太郎は贄鳥塚に続く私道を見つけたと案内します。

 

自分が鬼を引き付けて良太郎に車を取りに行くよう指示をした美空でしたがそこに先ほどの鬼がやってきました。
鬼から逃げだした彼らの元に車が現れます。

 

運転していたのは牡丹で、鷹介の危機を感じた彼女は贄鳥塚に行くよう頼みました。

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鬼獄の夜37巻109話~111話の感想と次回38巻112話~114話の展開を私的考察で予想！

今回の話は切なかったですね。

柴の仲間として美空達の前に出てきた鷹介でしたが、彼の心は罪悪感でいっぱいでした。

 

エリカの血によって生き返った鷹介でしたが、定期的に彼女の血を飲まないと生きられない体になってしまったこと、そして牡丹が残酷な出来事を見て精神が崩壊してしまったなど様々な困難が降りかかります。

この状況になったら自分本位で生きていけませんよね。

 

何もなかったら鷹介は牡丹たちと楽しく過ごしていたのにと不憫でなりません。

柴に従うふりをしながらも美空達に対する情を捨てきれなかった鷹介は、裏切り者として彼から制裁されました。

 

車のスピードが出たまま柴から頭部を外に押し出されてしまい、木に衝突しましたが無事なのか気になりますね。

彼の身がどうなったのか心配です。

 

一方美空は恭平に対する想いに区切りをつけて前に進むことができました。

美空に対する熱い想いを知った良太郎は彼の強さに対するコンプレックスなどで心が揺れていましたが、美空の想いを聞いて再び立ち上がることができてよかったです。

 

さて鬼に追いかけられるという危機に陥りましたが、牡丹が登場しました。

鷹介の危機を救えるのかと思うと次回の展開を見逃せません。

まとめ

今回は漫画『鬼獄の夜』37巻109話~111話の注目ポイントやネタバレ込みあらすじ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「鬼獄の夜」38巻112話~114話はこちら

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