ヌリタス～偽りの花嫁～ネタバレ24話【COMICO漫画】迎えた初夜と国のしきたり。ルーシャスの行いはヌリタスを悩ませることに…

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ですが国のしきたりにより、ヌリタスに触れていないことがバレてしまうことは得策ではありません。

そのためルーシャスは自らの手を傷つけることでその事実を隠してしまいます。

ヌリタスを傷つけることなくしきたりを守ったかのように見せる、それがルーシャスの考えでした。

いつか本当の初夜を迎える日が来るかもしれない2人ですが、しばらくはルーシャスの優しさに包まれた生活を送る日々が続くのではないでしょうか。

ヌリタスにとって公爵は酷く冷たい人物のはずでした。

しかし、それとは差がありありすぎるルーシャスに自分を偽り続けることができるのか自信が失われてしまいます。

もちろんルーシャスはヌリタスに関してのことは知っていますが、それを彼女は知りません。

母のために自分の正体がバレるようなことがあってはいけない緊張感と彼に絆されてしまいそうな自分。

その狭間で頭を抱える日々が続いていくだろうと予想されます。

ヌリタス～偽りの花嫁～24話のネタバレ込みあらすじ

偽りの初夜

ルーシャスに手を引かれ、ヌリタスは2人で夜を過ごすベッドへと辿り着きます。

自分を鼓舞しようとするものの心臓のドキドキが止まらないヌリタスはルーシャスに背を向けたまま頭を抱えていました。

そんなヌリタスの後ろ姿を静かに見ていたルーシャスは思わず笑いを堪えてしまいます。

そして彼女の肩に触れ、欲を持って今ヌリタスに触れるつもりはないと告げました。

短剣とルーシャスの考え

ルーシャスはヌリタスの横にそっと寝転がりますが、ヌリタスは中々寝付くことができません。

彼は自分が思っていたような人物ではないのだろうと思い始めたヌリタス。

しかし、ルーシャスはおもむろに短剣を取り出し、彼女を怯えさせます。

いくら待ってもやってこない痛みと衝撃にそっと目を開けたヌリタス。

彼女の目にはルーシャスが自らの手を傷つけている姿が映っていました。

気絶してしまったヌリタスをそっと横たえると、ルーシャスはヌリタスの境遇を思い、傷付けてしまうことはできないと呟きます。

結婚生活の不安

朝になり、起こしにきたソフィアに血で汚れたシーツを洗濯して欲しいとヌリタスは願いますが、国の決まり事によりそれは叶いませんでした。

ヌリタスではなく自分自身を傷付けることにしたルーシャスを想い、ヌリタスはこのままの生活を続けることができるのかと不安に思うのでした。