ミュエラの捜査官 ネタバレ40話！ケイトとアンのティータイム、ホーガン家とメイドの騒動とは？

ローエン公爵夫人の代筆役をすることになったケイト。

悩みの種は増えそうですが、旧友のアンと市内へお茶へ出かけます。

一方、イアンは事件の捜査で訪れた剣闘場でジェイドたちと遭遇します。

ふたつの事件の関係性とは・・・？

ミュエラの捜査官40話のネタバレ込みあらすじ

剣闘場に到着したイアンとカイザー。

ジェイドたちが先客でいたことに驚きはしますが、ジェイドの能天気ぶりに先客を無視して歩き出すイアン。

一方ケイトは、久しぶりのアンとのティータイム。

数日前に騒ぎになったホーガン家のメイドの話をアンから聞きます。

ホーガン家の孫とメイドのラブロマンス。

ケイトは自分とイアンにその話を重ねてしましますが・・・？

捜査官たちの日常

剣闘場に到着したイアンとカイザー。

二人の姿に遠目から手を振ってきたのは、別の事件を捜査しているはずのジェイドたちでした。

お互いに剣闘場を訪れた理由を探り合いますが、ジェイドの茶化してくるようなお調子者ぶり。

イアンは無視して剣闘場へと向かっていきます。

その様子を見ていたほかの捜査官たちは、相変わらずな二人の様子に苦笑いを浮かべるのでした。

ケイトとアンのティータイム

一方、市内のお店から外に出て「暑い・・・」と顔を仰ぐ女性。

ケイトのかつての同僚アンです。

二人は市内で一緒に買い物をしていたようです。

馬車に乗るのはもったいないけど、お茶に行こうというアン。

相変わらずなアンの様子に、ケイトは呆れながらもお茶に行くことにします。

そこへ馬車が勢いよく目の前を駆け抜けます。

二人は驚きますが、通り過ぎた馬車の先に、頬をぶたれたような跡がある女性に目が止まりました。

お茶しながら、アンは先ほどのその女性を「ホーガン家のメイドだ」と言います。

”ホーガン家”という家門に聞き覚えのないケイトに、アンはホーガン商会を知らないのか！と驚きます。

アンが言うには、ホーガン家は軍需や貿易など幅広く手を付けており、小国くらいなら買えてしまうほどのお金持ちのようです。

貴族での頭が上がらない一族のようですが、当のホーガン家は貴族ではないとのこと。

先ほどの女性はホーガン家のメイドをしていたようですが、ここ数日ちょっとした騒ぎになっていたとアンは言います。

どうやら、ホーガン家の孫ビスマルク・ホーガンに目を付けられたことが原因のよう。

ビスマルク・ホーガンは20歳という若さで新たな商売を成功させ、ホーガン家の財産をどんどん膨らませた成功者です。

また、ホーガン家は夫人と長男は亡くなり、次男と長女は家を出ているという状態。

ビスマルクは長男の子どもですか、相続争いなどが起きそうにない一族のようです。

そこへ浮上したのが、ビスマルクと先ほどのメイドが付き合っているという噂です。

それを聞いたビスマルクの母はメイドを探せと大騒ぎしましたが、ビスマルクは彼女を庇わず、ただの遊びだったということが分かったとのこと・・・

つまり、先ほどのメイドだけが悪者にされ、坊ちゃまを誘惑するメイドとしてホーガン家を追い出されたのです。

そしてビスマルク自身は、いまは女選びの真っ最中だとアンは言います。

その話を聞いて、ケイトはふとイアンのことが頭に浮かびました。

メイドと御曹司の恋・・・ロマンティックではあるが叶うことが難しいもの。

関係がこじれれば被害者になるのは女性。

坊ちゃまを誘惑したというレッテル、そしてかんたんに騙される頭の悪い女というレッテルを貼られます。

ケイトは『そうはなりたくない』と手をぎゅっと握りしめます。

考え込む様子のケイトにに、アンは「まさかイアンと・・・」と尋ねますが、ケイトはきっぱりと否定しました。

そんなとき、店内から食器が割れるような大きな音がして、怒号を響かせる男性の声が聞こえます。

「噂をすれば・・・」あれがビスマルク・ホーガンだとアンはこっそりとケイトに言います。

ケイトはビスマルクに目をやりますが、とてもお金持ちのようには見えない普通の男でした。

ケイトはスカートの裾にお茶が飛び散っていることをアンから指摘されます。

どうやら、先ほど食器が割れたことでケイトのスカートまでこぼれたお茶が飛び散ったようです。

ケイトが「ほんとだ・・・」とお茶を拭おうとしたその時・・・

「すみません、私のせいで・・・」と目の前にビスマルク・ホーガンが立ちふさがりました。

そして、「あれ、どこかでお会いしましたっけ？」と口説き文句まがいに話しかけられるのでした。