ミュエラの捜査官 ネタバレ128話！意識が遠のいていく!俺が近づいたら魔法を放て!イアンの言葉にケイトは!?

ケイトとイアンは魔女に捕まってしまいました。

魔女の狙いはケイトの封印を解くことでしょう。

そのためにイアンに襲わせる必要があったのですね。

イアンは魔力吸収者だから、命の危機に瀕した時魔力保持者を襲ってしまいます。

だから魔女はイアンの命を奪わずに徐々に死に近づくように仕向けたのです。

イアンはいつまで正気を保っていられるでしょうか!?

ミュエラの捜査官128話のネタバレ込みあらすじ

ケイトは状況が全く飲み込めません。

そしてその理由にも心当たりなどないのです。

イアンを出血多量で殺して私も餓死させるつもり?

でも、なぜそんな時間のかかることをするのか合点がいきません。

ケイトはイアンに声をかけました。

助けは来ない!?

イアンは怪物と魔力保持者のことをエドワードから聞いていたので、自分にケイトを襲わせて殺すつもりだろうと考えます。

でも、それが一体に何の得になるのかわかりません。

暗闇の中、ケイト、と声をかけるイアン。

魔女の落としていった短剣はケイトの前にあります。

取れるかと訊ねました。

ケイトは足を伸ばしてみますが届きません。

イアンは出血のため頭がクラクラしてきます。

ケイトがきっとここから出られる!今日会うことになっていた人が助けてくれる!と声をかけました。

ケイトは、姿を表さない自分を訝しんでエノックに連絡するはずだと考えましたが、どうやってここを見つけるのかと不安になります。

イアンが彼女なら来ないと告げました。

代わりに来たのだと説明します。

こうしている間にもイアンは思考が追いつかなくなり朦朧としてきました。

その時、エノックの言う通り俺はケイトを狙う怪物だと意識するイアン…。

ケイトは不安そうな声でイアンを呼びました。

イアンが、俺がもしこの縄を引きちぎりお前に近づいたら…と口にします。

ちぎれるんですか?とケイトが訊いてきました。

いや、とイアンが答えると冗談だと思ってムッとするケイト。

その雰囲気を察してイアンが小さく笑いました。

こんな状況でよく笑えると文句を言うケイトに、じゃあ泣くか?とイアンが返します。

腹立たしげにケイトが体を動かすと、その体からふわっと漂う香りにイアンは反応しました。

歯を食いしばって耐えるイアン。

ケイトに俺の話をよく聞けと言いました。

イアンが怪物に!?

その頃ジェイドとジョセフィン（マーガレット）はエノックの屋敷を訪れていました。

ケイトがまだ帰宅していないと聞き、ジョセフィンは不安を募らせます。

ケイトのことで話があるからエノックに会いたいと伝えました。

門番が門を開け中へ入ろうとしたとき、ジョセフィンだけが入れません。

エノックが邪悪な魔法を防ぐ魔法をかけてあるのです。

ジェイドは不思議そうな顔をしていますが、門番は驚きを隠せません。

こんな美しいお嬢さんが魔女なのかと…。

一方イアンとケイト。

イアンがケイトに魔法は使えるのかと訊ねます。

使えないと答えるケイト。

なんで急にそんなことを訊くのかと不思議に思っていると、それじゃダメだとイアンが言いました。

使えないものは使えないんだとムキなるケイトに、前向きに考えろと言うイアン。

また冗談を言われたのかとムッとするケイトですが、イアンのおかげで落ち着いたのも事実でした。

イアンが、もし俺が縄をちぎってケイトに近づいたら、俺の頭を狙って魔法を使えと言い出します。

ビクッとするケイト。

それはどういう意味かと訊ねました。

イアンは自分を殺せと言っているのです。

心臓を狙うのが一番いいが、お前のことを考えたら頭のほうが狙いやすいと淡々と話すイアン。

ケイトはブチ切れて、どうしてそんなことを言うのかと怒鳴りました。

興奮し蒸気したケイトからは一層甘い血の香りが漂います。

イアンは自分が正気を失いつつあるのを感じました。

イアンはケイトに、俺が理性を失ったらお前を襲ってしまうから殺せと告げます。

俺は魔力吸収者で食う、と…。

そう言うと黙ってしまいました。

怖くなったケイトはイアンの名を叫びます。

声を振り絞るように、早く魔法を使えと呟くイアン。

私を襲うとか食べるというのは本当なのかとケイトが訊ねます。

イアンは苦しそうな息を漏らし応えません。

このままじゃイアンが死んでしまうと思ったケイトは、イアンの名前を呼び続けます。

するとイアンの項垂れていた頭がすっと起き上がりました。

ケイトはホッとしますが、イアンの目は金色に光っているのでした。