虫かぶり姫 ネタバレ23話｜漫画｜狩猟祭の夜会での3人の令嬢の嫌がらせ、ヘイドン辺境伯領主の意味深な言葉の意味は？

狩猟祭の夜は、クライス公爵家で夜会が開かれ、エリアーナも着飾って、クリストファー殿下の名代として社交に励みます。

従姉妹のリリアと同世代の若い令嬢達、ソフィア、カロライン、シシリー達は、エリアーナが王太子妃に決まったことを妬んでいるので、エリアーナにしつこくからんできます。

夜会の喧噪から抜け出して一人休んでいると、そこに、イーディア辺境領主のヘイドン伯が話しかけてきて・・・。

「虫かぶり姫」23話のネタバレ込みあらすじ

狩猟祭の夜会で社交に励むエリアーナ

王弟テオドールとエリアーナの親密な様子を見て、騒ぐ周囲の貴族女性達。

黒髪の青年アーヴィンも2人の様子を見ています。

エリアーナは、夜会に向けて侍女に準備をしてもらっています。

リリアは、テオドールとエリアーナの親密な様子を見た、ソフィアのくやしそうな顔が気分が良かった、とはしゃいでいます。

エリアーナの身内としての権力を振りかざした悪役令嬢をやってみたいようです。

秋の妖精のように美しくドレスアップしたエリアーナ。

胸には、クリストファー殿下からもらったサファイアの首飾りを付けています。

4年前、婚約者になったばかりの頃に贈られたもので、エリアーナが繰り返し付けていることから、社交界では、サファイアは純愛の象徴と言われているようです。

首飾りにそっと手を触れて照れるエリアーナ、自分の眸と同じ色の宝石を贈ってくれたクリストファー殿下の想いを感じて、愛されていると素直に思えるのでした。

夜会では、テオドールがソフィアをエスコートし、エリアーナは叔父がエスコートしています。

ダンスが苦手なエリアーナですが、今日は社交に頑張らなければ、と次々とダンスの申し込みに応じています。

そんなエリアーナを見て、テオドールがエリアーナをダンスに誘いました。

クリストファー殿下が、エリアーナに近づく虫、青年達を追い払ってきたのに、まだたくさん残っていた、と話すテオドール。

彼らは、領地運営や商売の話目的で、エリアーナと近づきたいようです。

クリストファーがこの話を聞いたらどんな顔をするのか、と悪い笑みを浮かべるテオドール。

恋人の嫉妬を受けるのも役目だと笑いながら話すテオドールに、赤面するエリアーナ。

テオドールは、エリアーナの今日の装いは葡萄の妖精のようだ、と褒めました。

やはり親戚、まるで、クリストファー殿下に褒められたような気がして、微笑むエリアーナ。

エリアーナを妬む3人の若い令嬢の嫌がらせに・・・

そこへ、ソフィア、カロライン、シシリーの3人の令嬢がやってきました。

従姉妹のリリアと同世代の令嬢達です。

次々と申し出を受けてダンスに頑張っていたエリアーナを、婚期を逃して、あせって結婚相手を探している年頃の方かと思いました、とバカにするシシリー。

ソフィアは、エリアーナ様は、クリストファー殿下の婚約者という肩書きがあるから、ダンスの相手には困らない、と付け加えます。

婚約者という肩書きだけ、と言いたいのです。

カロラインは、婚約者が不在の時に、他の男性達とダンスを踊るのは奔放だと、エリアーナを揶揄してきます。

リリアは、エリアーナにからんでくる3人を、高望みしすぎて見苦しい根性悪と切り捨てます。

身をはってテオドールに接近しても、ダンスの相手すらも遠回しに断られた事をリリアに言われて、怒りで震えるソフィア。

そのやり取りを側で聞いていたエリアーナ。

リリアが自分をかばうのはわかりますが、令嬢達と事を荒立てたくはありません。

ソフィアに足の様子を尋ねました。

足のねんざには、湿布薬よりも馬肉で冷やした方が効果があると話すエリアーナ、美容には、馬油といって、馬の脂肪から作られる油が効果があると話します。

馬油の詳しい生成方法を語り出したエリアーナ、3人の令嬢は、エリアーナの馬肉の生々しい話に、顔色を変えて去って行きました。

エリアーナの無自覚な撃退ぶりに笑いをこらえるリリア。

馬油の話を周りで聞いていた貴族達が、商売になるかも、と話を聞きたがり、エリアーナは取り囲まれてしまいました。

疲れてバルコニーで一人休んでいたエリアーナの元へ、イーディア辺境領主ヘイドン伯がやってきます。

イーディア辺境領主ヘイドン伯の言葉の意味は？

ヘイドン伯はエリアーナに、スイラン織の件で、辺境領が活気で満ちていることにお礼を言います。

そして、辺境の民にも目を向けるエリアーナに、親愛の念を抱いていたが、それは誤りであったと思い知らされた、と突然言い出しました。