ケダモノ王子と秘蜜の情事 ネタバレ12巻33話～35話｜漫画｜地下室の真実を見た紫月は父親との取引に応じる

地下に降りた紫月が見たのは牢屋に入れられている毒を盛った犯人と銀太の元から解放されたはずの女の子達でした。

動揺した紫月を見つけた雅の父親は都合が悪いと彼女の記憶を消そうとしましたが、効果がないことを知って本物の伝説の女のようだと喜びました。

女の子たちを解放するよう打ってた紫月に雅の父親は息子の嫁としてこの家に死ぬまでいるよう取引を持ち掛けます。

紫月はそれに応じてその場を去りました。

その後紫月は雅たちに地下のことを尋ねますが、彼らが把握してないことに誰を信じればいいのだろうかと悩みます。

その場を去ってしまった紫月に雅は訝しみ、陽から追いかけるよう忠告されましたが美紅がその役目を負うと言い出しました。

考え込んでいる紫月に美紅は声をかけて無理やりな結婚なんかさせないと話をしますが、紫月が逃げないことに態度を豹変させます。

ケダモノ王子と秘蜜の情事12巻33話~35話のネタバレ込みあらすじ

紫月が目撃した地下室の秘密

雅の発言に一族たちの心が揺れました。
雅の父親は息子がここまで言うのは珍しいと言って、反対派の一族たちを諭します。

誕生日に自分がどうなってしまうのか父親ならわかっているかもしれないと気になった紫月は彼の行方を追いました。
声をかけようとした紫月ですが、雅の父親の姿はすぐに消えてしまいます。

どこに行ったのだろうと彼が歩いた先を探していると大きな扉があり、そこから地下に続く階段を見つけました。
そこから助けを呼ぶ声が聞こえた紫月は地下に降りて牢屋にたどり着きます。

牢屋にて毒を盛った男が倒れているのを見た紫月は驚いて声を掛けますが、ほかにも声が聞こえたため辺りを探索しました。
紫月が見つけたのは銀太に捕らえられていた女の子たちであり、解放されたはずなのにどうしてここにいるのだろうかと目を見張ります。

雅の父親から声をかけられた紫月はどうしてここに彼女たちが閉じ込められていたのか尋ねますが、厄介な目撃者として記憶を消す術をかけられてしまいました。

雅の父親は事が済んだと去ろうとしましたが、紫月にその術は効かずに反論されます。

紫月の力の強さが想像以上のものであることに父親は笑いました。
紫月は今から彼女たちを逃がすよう説得しますが、父親から取引を持ち掛けられます。

取り引きのために結婚を決めた紫月

嫁の候補としてとらえられた彼女たちを逃がしてほしいなら婚姻の儀に応じること、そして逃がした彼女たちの代わりに死ぬまでここにいるよう父親から言われた紫月は引き受けました。

狼たちが人間たちを利用するなら自分も狼たちを利用しようと紫月は睨みます。

雅たちの元に帰ってきた紫月は地下のことを知っていただろうかと尋ねました。
父親の仕業を知らない彼らを見た紫月は誰を信じてもいいのだろうかと疑心暗鬼になってその場を去ります。

いぶかしむ雅を見た陽は早く彼女を追いかけるよう忠告しましたが、美紅がその役目を負うと言い出しました。

紫月は自分の運命に覚悟を決めて狼族の家を訪れたものの、このままでいいのだろうかと迷います。

考え込む紫月に美紅が声をかけて隣に座りました。

元気のない紫月に美紅は彼女の身を案じて無理やりに結婚なんかさせないと話しだします。

雅の父親との約束を守ると決めた紫月は逃げないと応じましたが、彼女の答えを聞いた美紅は雅を愛してないのに結婚をするのかと態度を豹変させました。