公爵夫人の50のお茶レシピ 69話ネタバレ｜クロエを案じるアルフォンスが首都の人たちに伝えたい重大発表とは？

クロエを守るためにアルフォンスが取った行動とは

クロエが心無い噂に傷ついていることに気づいていたアルフォンス。

子どもができるできないに関係なく、アルフォンスはクロエを必要としているのです。

噂を広めた犯人を突き止め、怒りに燃えるアルフォンスはある行動にでます。

公爵夫人の50のお茶レシピ69話のネタバレ込みあらすじ

クロエの様子がおかしいことに気づいたアルフォンスはクロエを守るため、すぐに行動にでます

前回、突然自分がアルフォンスにとってふさわしい妻かと聞いてきたクロエの様子が気になったアルフォンスは、すぐに執事のキエルに最近の社交界でクロエのまわりで起こった出来事をまとめさせました。

その報告書に目を通してわかったのが、不妊を理由にアルフォンスがクロエと離婚しようとしているという噂がクロエを苦しめていること。

クロエが虚弱体質で妊娠しづらいということはアルフォンスも報告を受けて知っていましたが、まったく気にしたことはありませんでした。

クロエとの結婚の理由は貴族らしく跡継ぎのためではありましたが、いまはクロエのことを本当に必要としているのです。

実は前回、晩餐会の会場で人前にも関わらずクロエにキスをしたのも、この悪意のある噂を払拭するためだったのですが、十分ではなかったようです。

一人苦しんでいたクロエのことを考えると怒りがこみ上げてくるアルフォンス。

噂の出どころがキアラ・ウィルフォード伯爵夫人であることをキエルから聞き出すと、すぐにある行動にでました。

翌朝、まだベッドで眠るキアラをメイドが大慌てで起こしにきました。

バーテンベルク公爵家から重要な書簡が届いたというのです。

その名前に飛び起きたキアラが手紙を開くと、そこにはバーテンベルク公爵家の女主人、つまりクロエを侮辱した件について、今日の警告を忘れるなと書いてありました。

手紙を読み終わったところで、キアラの夫であるウィルフォード伯爵が寝室へ飛び込んできました。

なんとすべての取引先が一方的に契約破棄を申し込んできたというのです。

これがアルフォンスのいう「警告」だと気づいたキアラは気を失ってしまいました。

アルフォンスが人々を集めたわけは…？

後日、ウィルフォード家から謝罪の手紙を受け取ったアルフォンス。

クロエを呼び出し、発表したいことがあるからパーティーを開いてほしいと頼みます。

数日後の金曜日、急に開催が伝えられたにもかかわらずアルフォンスからの重大発表を聞こうと社交界の有名人がみなパーティーに集まってきました。

出席者のなかには皇子もいます。

今日もたくさんの女性たちに囲まれる皇子。

皇子は貴婦人たちからバーテンベルク公爵の発表はなんだと思うかと聞かれ、カンザス地方の蛮族についてか、ジャガイモ疫病の予防対策だろうと自信ありげに答えました。

そのとき、会場にアルフォンスが現れます。

人々のいるダンスホールを見下ろす2階に立ったアルフォンスは、首都の人たちに公表することがあると話し始めました。