一品の嫡女 ネタバレ40話｜comico｜ついに始まる菊見の宴。鳳雲錚の放つ矢の行方はどこへ…

40話の注目ポイントをご紹介します♪

菊見の宴、その名称の意味

菊見の宴、一見すると菊が飾られていることからだと感じられるその名称ですが、蓋を開けてみると全然違いました。

宴に参加した歳の若い女性たちに菊の花を頭に飾らせ、そしてその花を弓矢で射る。

その行為からきているように思えます。

弓矢を手にする安国姫本人や、菊の花を飾らない人たちにとってはいつもとは違う余興として楽しむことができますが、飾っている人たちからしたら恐怖でしかないでしょう。

特にこの宴に参加しているのは家柄が確かな人物ばかりのはずです。

そんな家の少女と呼べる者たちへの試練を見る、それが菊見なのではないでしょうか。

鳳雲錚の弓道の腕前

元々は安国姫が放つはずの矢でしたが、鳳雲錚の願いにより彼が放つことになりました。

誰に向かって放つのか、弓を手にする前から定めていた鳳雲錚は自分を見つめてくる連似月に向かって静かに弓を構えます。

そして放たれた矢は一直線に連似月の頭の上にある菊の花を射抜いたのでした。

以前に鳳雲錚は鳳千越よりも剣技に優れているという描写がありましたが、どうやら弓道にも精通しているようです。

そうでなければ自分が守ろうとしている連似月に矢を放つということはしなかったでしょう。

安国姫に自分に矢を放たせてほしいと願ったのは彼の自信の表れであったと言えます。

一品の嫡女40話のネタバレ込みあらすじ

連似月の誓い

鳳雲錚を一目見た連似月は前世での出来事を踏まえ、今世では自分自身が彼を守り抜き、彼がこの国で最高の地位へと上り詰めることができるよう力を尽くそうと誓う。

兄弟久しぶりの対面となった鳳千越と鳳雲錚は一見和やかに会話をするが、その心の内ではお互いの考え絵を水面下で読み合っていた。

安国姫の命をかけた余興

そんな中、菊見の宴を主催した安国姫が現れた。

彼女は侍女に弓矢をこの場に取ってくるように言いつけると、以前から彼女の宴に参加したことのある者たちがざわめく。

安国姫は歳の若い女たちに菊の花を頭に飾らせた。

そして自分が今から弓矢を放ち、その矢が菊の花に当たった者はこの場で一発芸をせよと命じたのだった。

矢が花ではなく身体のどこかにでも当たってしまえば無事では済まない。

その危険な行為に誰もが顔をこわばらせた。

鳳雲錚により連似月のもとへ真っ直ぐに届いた矢

今まさに矢が放たれようとしたその時、鳳雲錚は自分に矢を放たせて欲しいと安国姫に乞う。

そしてそのまま矢を連似月に向けると、迷いの無い手は弓の弦を弾いた。

一直線に矢は連似月の頭上の菊の花を射抜き、彼女は安国姫の命に従い一芸を披露することになる。