蜜蜂ライアー ネタバレ24話【マンガMee/無料で読める】セツナの電話の内容とは？みつばの言葉を聞いた雲雀は・・・？

事故に遭ってから、自分のことが嫌いだったみつば。

周りの声や視線の全てが、自分を責めているように感じていました。

夢みたいな恋に憧れたのは、許してくれる誰かに会いたかったからで、それが雲雀でした。

もっと強く、守られるだけじゃなく、大切な人を守れる自分になりたいと思い、みつばは前髪を切ります。

みつばは、雲雀の研究室でミレアのライブに誘います。

一緒に行くことが決まり喜んでいると、ミレアがら着信が入りました。

みつばが電話に出ると、ミレアとは違う声です。

誰なのか尋ねると、相手は赤妻セツナと名乗ります。

セツナは、雲雀の婚約者だったのです！

わざわざミレアのスマホを使って、連絡を取ってきたセツナ。

セツナは、みつばに何を言うのでしょうか？

蜜蜂ライアー24話のネタバレ込みあらすじ

セツナの電話の内容とは？みつばの言葉を聞いた雲雀は・・・？

雲雀の婚約者。

その言葉を初めて聞いた時も、みつばの中にドス黒い感情が湧き上がりました。

嫉妬や独占欲なんて可愛いものではなく、もっと強い本能的な嫌悪感でした。

セツナは、ミレアからみつばの話を聞いたと言います。

女王である私の服従フェロモンに逆らえるはずがないと言い、無理矢理聞き出したようです。

ミレアの無事を心配する、みつば。

セツナは可愛い妹に酷いことはしない、ただ妹が姉に尽くすのは当然のことだと言います。

みつばは用件を聞きますが、セツナは白々しいと言います。

雲雀にみつばのフェロモンがついていた事が、気に入らなかったのです。

雲雀が何と言おうと最後に戻るのは私の巣の中、あなたには渡しませんと言って電話を切りました。

電話を終えると、体の力が抜けて動機が起こります。

雲雀はみつばを心配し、抱きしめます。

御三家同士は仲が悪く、それぞれが牽制し、一族の勢力を拡大しようとしていました。

逆に御三家以外のBEEの一族は、強い血を持つ御三家との婚姻を望みます。

雲雀とセツナは、そんな思惑下での政略結婚でした。

セツナは赤妻家の女王です。

女王は毒とは別に、特別な服従フェロモンを持っていて、普通のBEEでは逆らうことができません。

そんなものに支配されたくはないと雲雀は言います。

雲雀の表情を見たみつばが、私が守ると言いました。

ずっと自分の力を制御して、大切な人を守りたいと思っていた、みつば。

他人を思い通りに操ることも、納得できませんでした。

雲雀はみつばを抱きしめ、そんな事を言ってくれたのは君で２人目だと言います。

笑っていますが、どこか泣きそうな顔の雲雀。

雲雀と一緒にいられて幸せなはずなのに、初めて見た表情が、みつばの頭から離れません。

こんな時間が消えてしまうような気がして、不安な気持ちになっていました。

みつばが研究室を出た後、雲雀はデスクに向かっています。

佐藤の自宅にあった、みつばの高校時代からの血液データ。

事故直後は、女王化の兆候はありませんでした。

それなのに、年々毒の数値が増えていました。

最近のデータを封筒から出す雲雀。

『被検体　血中毒成分調査報告書』と書かれています。

雲雀は、ふと昔の事を思い出します。

研究施設のような場所で、友人が大人達に連れて行かれました。

雲雀はガラスに手を当てて、必死に何か言います。

大丈夫、俺が守ってやるよ、と友人は言って、連れられて行きました。

その言葉と友人の姿が、今日のみつばと重なります。

雲雀は自分の復讐心をとめることができません。

しかし、これ以上彼女を騙すのは止めようと呟きます。

報告書には『被検体　女王覚醒率89％』と書かれていました。