毒より強い花 ネタバレ34話｜ピッコマ漫画｜魔獣を倒した雪陌と精霊、しかし雪陌が何者かに襲われてしまいます

精霊の指示通り、魔獣を水辺へとおびきよせた雪陌。

「攻撃して！」と精霊に叫びますが、ふと気づくと背中に背負っていたはずの精霊がいなくなっています。

精霊は逃げてしまったのでしょうか。

はたして雪陌はこの魔獣を倒すことができるのでしょうか。

倒れた魔獣の中から水晶を取り出し、その力を吸収しようとする雪陌。

しかし、その時何者かに後ろから攻撃され、気を失ってしまいます。

いったい誰がなんの目的で雪陌を気絶させたのでしょうか。

毒より強い花34話のネタバレ込みあらすじ

九峰の魔獣を倒す精霊

精霊の指示通り、魔獣を水辺におびきよせた雪陌が、精霊に向かって「攻撃して！」と叫びます。

しかし、いつの間にか背中に背負っていたはずの精霊がいなくなっています。

「自分だけ逃げたの！？」と雪陌が思った次の瞬間、雪陌の身体が保護膜に包まれました。

どうやら精霊が雪陌を守るために、保護膜を作ってくれた様子。

精霊は水の上に浮かびながら、力をため、魔獣に向かって攻撃をしかけます。

見事に一撃で仕留められた魔獣は、あたりに血の雨を降らしながらこなごなになってしまったのでした。

保護膜がすでになくなっていたため、魔獣の血の雨を思いっきり浴びてしまった雪陌。

「保護膜を消す前に倒してくれたらよかったのに、、、」と不満そうです。

ふと精霊の方を見ると、力尽きた様子で水の中へと落ちていきます。

あわてて精霊の後をおって湖に飛び込んだ雪陌でしたが、平気な様子で「私は大丈夫だから、まずは自分の体を洗え」と言う精霊。

どうやら精霊は水の中でもしゃべることができるようです。

「精霊は潔癖症なのでは？」と思いながら、雪陌はひとまず倒した魔獣の中にある水晶を取りに行きます。

無事に水晶を取り出し、その水晶から力を吸収しようとする雪陌。

しかし、思うように力をコントロールすることが出来ません。

その時、背後から何者かが雪陌を攻撃し、雪陌はその場に倒れてしまうのでした。

雪陌を気絶させたのは精霊！？

突然、気絶させられた雪陌。

そんな雪陌を見下ろす人物がいました。

それは、雪陌がいつか季云凰のお風呂場で見た仙人のような謎の男性。

「馬鹿な奴だ」と思いながらも、謎の男性は雪陌の脈が落ち着いたことを確認します。

魔獣の血を浴びて汚れている雪陌を見て、まずは綺麗にしなくてはと考えながら、雪陌の身体のあちこちにある傷に気が付きます。

いったい今までどのような人生を歩んできたんだと疑問に思う仙人。

先程、雪陌が力を吸収しようとしていたのは、九峰の魔獣の水晶でした。

いくら雪陌に力があるといっても、九峰の魔獣の水晶が持つ力は相当なもの。

あのまま力を吸収していたら、血管が壊され、体中に障害が起こることになっていたのです。

どうやら、この仙人のような男性は、雪陌を助けるために気絶させた様子。

雪陌を抱きかかえて湖に入り、血で汚れた体を洗っていきます。

その後、湖から岸に上がり、新しい白い服に雪陌を着替えさせ、髪の毛もキレイにとかし、さらにかわいく結ぶ仙人。

清潔でかわいらしい見た目になった雪陌を見て、満足気に微笑みます。

そして、雪陌の手を取り、力をこめようとしますが、どうやら上手くいかない様子。

もしかしたら、雪陌は自分の天敵なのかもしれない、と思いながらも回復させた雪陌を寝かせます。

「この女のせいで、また念力をたくさん使ってしまった…。また姿が戻ってしまうではないか」と、仙人のような男性は幼子のような精霊の姿に戻ってしまったのでした。