アデライド ネタバレ59話｜ピッコマ漫画｜念には念を…ルイはアンナを消そうとする！

マティアスへの頼み

ルイはアンナに腹を立てていました。

マティアスが騎士を使って接触してきたので、ルイはマティアスにアンナを消してもらおうと考えます。

いくらアンナがイカれていると判断されても、ルイに指示されたと言い張れば信じる輩が出てくるかもしれません。

万全を期すため、貴族派を守るためでもあると銘打って、マティアスに彼らの処理を頼むのでした。

アデライド59話のネタバレ込みあらすじ

ルイの策略

本館で、一人になったルイはイライラしながらアンナへの恨み言を呟いていました。

私の命まで狙っていたなんて、頭がおかしいにも程がある…と怒りに顔を歪めます。

憎たらしい赤毛を片付けることができなかったのは残念だけど、自分はこのまま本館に居座って、公爵との既成事実を作るチャンスを窺おうとルイは考えました。

でもその前に、いくつか片付けておくべきことがあります。

ちょうどその時、ルイの部屋のドアを誰かがノックしました。

今日はメイドに来させないように伝えておいたのにと訝しく思いながら、誰？とドアに向かって尋ねます。

入っても良いかと尋ねる男性の声がしました。

アンドレア卿に命じられて来たという言葉にルイは目をみはり、ニヤッと笑いました。

誰かと思いましたが、ちょうど良いところに来たと思ったのです。

ルイは扉を開け、騎士の格好をした男性がルイの部屋に入ってきました。

自分も彼からの連絡を待っていたのだと告げて、ルイは男性と向き合って腰掛けます。

事件の経緯を聞いてくるように命じられたと騎士は話し、拉致計画が失敗に終わったばかりなのになんて無謀なことをしたのかとルイを責めました。

もう聞いているはずだとルイは微笑み、頭のおかしなメイドがしたことで、自分とは一切関係ないと話します。

自分とは関係のないことってことにするのだと告げて、ルイは悪どい笑みを浮かべました。

ルイからにじみ出るドス黒いオーラを感じ、只者じゃないな…と騎士は冷や汗をかきます。

頭のおかしいメイドの証言なんて誰も信じないだろうが、確実に処理したほうが良いと思うのだとルイは話しました。

自分と貴族派が助かるためには、アンナとアンナの兄二人を消さないといけないということをアンドレア卿に伝えてくれと告げて、ルイは笑顔を浮かべます。

消す方法は彼に任せることにしたのでした。

ルトビッヒを牽制！？

フェリックスとルトビッヒは、離れから出てきた証拠を前に話し合いをしていました。

証拠は出てきたものの、あの女が素直に認めるとは思えないとルトビッヒは呟きます。

自分達に弱みを握られた大司教は何も言えないとしても、神殿の他の勢力は聖女であるルイをかばおうとするかもしれません。

それにマティアスのような貴族派が背後にいるのも問題だとフェリックスは呟きました。

今のところ手を打つ方法はないからです。

ルトビッヒもこれから何が起こるか分からないと答えて頷きます。

機会を窺って危険因子は取り除いておかないと…と真剣に呟くと、コロッと表情を一変させました。

それよりボルボン伯爵令嬢の機嫌は直ったかとフェリックスに笑いかけます。

痛いところをつかれたフェリックスは一瞬口ごもりましたが、殿下のせいで会ってもくれないのだとクレームをつけました。

ルトビッヒは他人事のような顔をして同情しています。

雨降って地固まるっていうし大丈夫だろうと適当に慰めるルトビッヒに脱力しながら、もう何もしないでくれとフェリックスは訴えました。

ぶつぶつ文句を呟くルトビッヒに、フェリックスは切り札を出すことにします。

忘れているようなので伝えるが、自分がアデルと結婚すればモナハン一族は自分の親戚になるのだと告げたのでした。

モナハン侯爵令嬢と仲良くなりたいのなら自分に余計なことをするべきじゃないと告げられたルトビッヒはさっと青ざめて…！？

続きはピッコマで！